新四国曼荼羅霊場 水=愛情の世界
25番 光巌寺 26番 真観寺 27番 新長谷寺 28番 三福寺 29番 明正寺
30番 萩生寺 31番 王至森寺 32番 極楽寺 33番 清楽寺 34番 妙雲寺
35番 実報寺 36番 梅壇寺 37番 法華寺 38番 満願寺 39番 竹林寺
40番 別宮大山祇神社 41番 光林寺 42番 遍照院 43番 蓮生寺 44番 長楽寺
45番 法寿院 46番 香積寺 47番 理正院 48番 釈名寺 49番 伊予稲荷神社
50番 高昌寺 51番 瀧澤寺 52番 永照寺 53番 善福寺 54番 泰平寺
地=知恵の世界 水=愛情の世界 火=和合の世界 風=創造の世界 空=感喜の世界



38番 満願寺
正式名 金比羅山 満願寺
別  称 伊予の金毘羅さん
本  尊 薬師如来
開  基 道慈律師
創建年 奈良時代
住  所 愛媛県今治市朝倉下145
電話番号 0898-56-2057
URL
納経所 満願寺
札所等 納 経

仁王門をくぐると広大な境内が広がる。昔からこの境内では、朝倉下村が天領であるが故に、旧正月、三月、十月の各九、十の縁日は大変な賑わいで、五十に余る丁場が開かれ賭博が公認されていた。
百四十年前の文久三年正月、朝倉若者衆が市頭となって場所代を集めていた所へ、今治の虎ケ獄なる相撲取りが不当に金を集めたことから喧嘩となり、役人等が仲裁しようとしたが、興奮しきった両者の折り合いがつかず,近くの民家で刀や槍での大喧嘩となり、一人が即死、三人が手負いとなり、虎ヶ獄は今治へ逃げ後大阪で捕えられた。
幕府、松山今治各藩合同の探索の結果、朝倉側九人が松山藩北屋敷へ三年入牢し、虎ヶ獄は獄中で二十四才で死んだ。これを「金毘羅騒動」と云う。

境内にはまっ白い花をつける「しぐれ桜」がある。
山門 本堂
大師堂 薬師堂
手水 金毘羅

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