新四国曼荼羅霊場 火=和合の世界
55番 鳳彩寺 56番 石見寺 57番 観音寺 58番 峰興寺 59番 薬師寺
60番 閑慶院
地=知恵の世界 水=愛情の世界 火=和合の世界 風=創造の世界 空=感喜の世界



55番 鳳彩寺
正式名 栄松山 鳳彩寺
別  称 移転移動の守り仏
本  尊 如意輪観世音菩薩
開  基 不詳
創建年 江戸時代(中興)
住  所 高知県宿毛市小筑紫町伊与野474
電話番号 0880-67-0875
URL
納経所 鳳彩寺
札所等 納 経

宿毛湾を臨み、南へ下った小筑紫の山麓に天満宮がある。延喜元年(901)大宰府に配流となった菅燥道真公が漂着した。この勝緑に因んで社殿が造営された。地名の由来も筑紫野に依るという。
国道に沿った部野の集落に鳳彩寺がある。観音信仰を皷吹し、寺門興隆の萌芽が窺えた。地方にあって曹洞禅提唱の道場である。
寺号の起りは群馬県という。中世に高知市内へ移り、初代山内可氏の代に宿毛の地を与えられたようである。理由は定かでないが、始祖・伊賀氏の緑に依るものか,伊賀氏は美濃の豪族であった。道元禅師に帰依し、影のカとなった。可氏はその後胤で、山内一豊の甥にあたる。宿毛一国を支配した。
鳳は稀瑞の霊鳥、羽をひろげた彩は仏法の華である。境内にそれを見た。竃ノ神、荼枳尼天、如意輪観音を勧請し、中尊に釈迦牟尼如来を安置する。そして、仏の庭に百日紅が咲いていた
石標 本堂
静念神社 本堂内
納経所 神社堂

ページのTOPへ

inserted by FC2 system