第26番札所 金剛頂寺奥の院 池山神社 | ||
正式名 | ||
本 尊 | ||
開 基 | ||
創建年 | ||
別 称 | 池山さん | |
所在地 | 高知県室戸市元 | |
電話番号 | ||
距 離 | 金剛頂寺--13.2km | |
他の札所 | ||
納経所 | 納経 |
室戸市元の川の東岸(金剛頂寺へ行く道の対岸)を北へ北へと車で20分ほど行ったところに、奥郷(オウコ)という地区があり、ここに、四国霊場第26番札所金剛頂寺の奥の院「池山神社」への参道の入口があり、池山神社へは、片道約2時間半もかかる過酷な山道である。 室戸町史によると、池山神社はその昔、室戸市の「雨乞いの総本山」的なところだった。干ばつが続くと、地元の人たちが参加者を募って、この神社にやってきて雨乞いの歌と踊りを奉納してお祈りし、そして、その後、各自が分かれて室戸のお寺や神社を順番に巡って、それぞれで雨乞いの歌と踊りをしていたと伝えられている。 また池山池は、その名のとおり、以前は水がなみなみとあふれる池だったそうで、大蛇が棲んでいるという言い伝えがあった。あるとき、地元の猟師が鴨を獲りにきたところ、打った鴨が池に落ちてしまい、大蛇の話を知っていたその猟師は短刀をくわえて池に入り鴨を取りに行ったが、うっかりその短刀を池の中に落としてしまった。 すると、短刀を落としたところからさざ波が起こり、これは、刃物が嫌いな大蛇がおこしたものだといわれている。 その後、短刀が落ちた池に住めなくなった大蛇は、香川県の満濃池に移り住んだと言われている。 |
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境内 | 拝殿 | |||
向かいより | 斜めより | |||
全景 | 神社 | |||