第87番札所 長尾寺奥の院 玉泉寺 | ||
正式名 | 霊雲山 玉泉寺 | |
本 尊 | 日切地蔵菩薩 | |
開 基 | 弘法大師 | |
創建年 | 弘仁5年(814年) | |
別 称 | 御休場、日切地蔵 | |
所在地 | さぬき市造田宮西1022−2 | |
電話番号 | 087-952-3452 | |
距 離 | 87 長尾寺 --(3.3km)-- 87番奥の院 玉泉寺 --(19.1km)-- 88 大窪寺 |
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他の札所 | 新四国曼荼羅霊場9番 | |
その他 | 納経 |
造田という地名は古(いにしえ)の讃岐の国造りに由来し、この辺りを日限御旧蹟といい、ここに玉泉寺がある。俗に御休場ともいう。 弘仁5年(814)、弘法大師空海が四国霊場開創の途中、紫雲に光明を放つ霊石に感じて一宇を建立した。弘法大師は地蔵菩薩を安置し、「末世の衆生は日を限ってこの地蔵尊を念ぜよ。災厄苦難を救い、息災増益を守らせ給ふ」と造田に勤しむ諸人の安心を願われた。以来、日限地蔵尊の信仰を篤くして、四国霊場八十七番奥ノ院に定められたと伝わっている。幾多の変遷があったが、霊像の功徳はあらたかで、現在まで法灯が護持されてきた。 境内は薬医門から上段に諸堂が鎮まり、諸尊に手向けられた灯明が揺れている。毎年5月に藤の花が見事に咲く花の寺としても有名である。 明治時代初期に廃寺となった。昭和5年(1930年)観音寺町(現・観音寺市)にあった玉泉寺を移転合併し復興した。山門は霊芝寺より移転したものと言われる。 |
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案内板 | 地蔵堂 | |||
馬頭観音 | 大師堂 | |||
山門 | 大黒天 | |||